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京都U‐15が世界切符を獲得「日本の代表チームとして、大暴れしたい」

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優勝した京都サンガU-15
(写真:優勝した京都サンガU-15)

JFAプレミアムカップ2015が5月3~5日にJ-Green堺にて開催された。決勝戦では、コンサドーレ札幌U-15と京都サンガFCU-15が対戦し、6対0で京都が勝利を収めた。京都は8月にイングランドで行われる大会「プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2015」の出場権を獲得。日本代表として参加することが決まった。

優勝した京都の江川慶城主将は「ベンチメンバーのサポートがあってこその結果で、チームとして勝ち取れた優勝です。連戦が続き疲れもありましたが、お互いがマッサージするなどケアをして、大会を通してチームの雰囲気が良くなっていきました。マンチェスターの世界大会では日本の代表チームとして、大暴れしたいです」と話した。

またU-15日本代表監督森山佳郎(47)も視察に訪れた今大会、京都からはベストイレブンに5名が選出されている。

【決勝戦でインパクトのあった選手】

コンサドーレ札幌 
6番 福田心之助 
左サイドをスピード感あるドリブルで何度も突破。正確なクロスで好機を演出する。

24番 鈴木雄万 
162㎝と小柄な体格ながら、両足の高い技術と少ないボールタッチで攻撃にリズムを生み出す。視野も広く正確なサイドチェンジも魅力。
14歳とは思えない落ち着いたプレーが印象的。

京都
7番 江川慶城
コンサドーレに押され気味の展開の中、打点の高いヘディングで先制点を挙げる。岸本監督も『チームの中心選手』と話す通り、
攻守にバランスのとれたプレーで中盤を制圧した。キャプテンとしてピッチ内外でチームを鼓舞し、優勝に大きく貢献。

2番 竹島京介
完成度の高いCB。ビルドアップのミスも少なく、DFリーダーとして完封に貢献。鋭い読み、相手を何度もオフサイドにかけたライン統率力も光った。

9番 津野絢世
ベストイレブン入りは逃したが、鋭い飛び出しと豊富な運動量でチャンスに絡む。体を張った泥臭いプレーもいとわず、常にゴールを狙う姿勢が目立った。相手DFとの駆け引き、味方からパスを引き出す動きは非常に高いレベルにあった。岡崎慎司を彷彿させるプレースタイル。

【ベストイレブン】
GK井ノ尾匠(京都)
DF福田心之助(札幌)、竹島京介(京都)、江川慶城(京都)、山崎大地(広島)
MF谷内田哲平(長岡)、菅原由勢(名古屋)、本間至恩(新潟)、服部航平(京都)
FW桂陸人(広島)、福岡慎平(京都)

【フェアプレー賞】
コンサドーレ札幌

プレミアカップ2 プレミアカップ3

(取材:栗田シメイ)

 

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