今季のここまでの成績を見ると、J1以外のカテゴリーで昇格組の躍進が光る。J2のツエーゲン金沢は3月29日に開催された、J2第4節から5連勝を記録し、現在2位につけている。FW清原翔平が、8試合で7得点と結果を残していることも好調の要因となっている。
昇格組が好調をキープしているのはJ2だけではない。JFLからJ3に昇格したレノファ山口は、開幕から5連勝で首位をキープ。また地域リーグからJFLに昇格したFC大阪(4位)と奈良クラブ(5位)は、1st第7節を終えて、首位と勝ち点差2と上位につけている。
今季J1に昇格した、湘南ベルマーレと松本山雅FC、モンテディオ山形は苦戦を強いられているものの、各カテゴリーの差が縮まってきていることを昇格組が示している。
■昇格組のここまでの成績(4月24日時点)
・明治安田生命J1リーグ
湘南ベルマーレ 13位 2勝3敗1分け 勝ち点7
松本山雅FC 15位 1勝3敗2分け 勝ち点5
モンテディオ山形 17位 1勝4敗1分け 勝ち点4
・明治安田生命J2リーグ
ツエーゲン金沢 2位 6勝2敗 勝ち点18
・明治安田生命J3リーグ
レノファ山口 1位 5勝 勝ち点15
・JFL
奈良クラブ 5位 5勝1敗1分け 勝ち点16
FC大阪 4位 5勝1敗1分け 勝ち点16
流経大ドラゴンズ龍ケ崎 13位 1勝6敗 勝ち点1
※奈良クラブとFC大阪は得失点差でFC大阪が4位、奈良クラブが5位