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小野雄平がセカンドキャリアについて語る「タイに行ったから今の自分がある」

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リーグが抱える大きな課題の1つに、引退後のセカンドキャリアが挙げられて久しい。平均引退年齢26歳といわれる選手生活を終えた後、思うような仕事につけない、という声を耳にする機会も少なくない。小野雄平は、引退後に世界的なシューズメーカー「New Balance」への就職を果たすという、稀有な経歴を歩んでいる。いかにして、小野は自身のキャリアを形成したのか。その答えは現役生活の最後を過ごした、タイの地にあった。

―まず、現役生活を終えられたということでお疲れさまでした。選手生活を振り返り、悔いは残っていますか?
小野雄平(以下:小野)「率直に言うと、もうやり切ったとな、思っています。なので、悔いは全くありません。ヴェルデイではトップチーム昇格を果たせましたし、ファジアーノでは地域リーグ時代から、Jリーグへステップアップしていく様子を体感できました。福島や盛岡でもいろいろな経験ができましたし、異国の地でプレーすることもできた。怪我も多かったですが、自分の選手生活には満足しています」


―もともと海外でプレーすることに興味があったのでしょうか?
小野:「海外でプレーすること、というよりは他の国の文化に興味がありました。タイに来たのは、代理人の推薦や、タイミングなど様々な要素が重なった結果ですね」


―タイリーグの印象についてはどんな印象を持ちましたか。
小野:「正直、ボールを扱う技術、戦術などの面で見てもレベルは高くないと感じました。これはチームによって事情が異なると思いますが、少なくとも去年のサイアム・ネービーではそうでした。予算、設備、選手なども含めて降格候補筆頭に挙げられていたチームだったので。そこから、あれよあれよのうちに、1部昇格までいくとは想像もできませんでした。笑」

―では、魅力については?
小野:「一度、知人の奥さんがタイリーグを観戦に来たことがありました。その際に、『どうだった?』と聞くと、Jリーグより迫力があって面白い。と答えが返ってきました。サッカーの素人の方から見ると、直接的で展開が早いタイリーグの試合は魅力的に映ったんだと思います。その言葉を聞いて、『なるほどなー』と。まさにその意見が、的を得ているのではないでしょうか」

 

【続きはこちらから】タイに行って当たり前のことが当たり前じゃないと気づくことができた

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